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濃霧中 速度出しすぎ  宮城沖・船舶衝突(’09/11/27

 

小型旅客船「ドリーム」と交通船「第11住吉丸」が衝突、計14人が軽傷を負った事故の原因が、両方が濃霧の中で運航中止などの措置を取らず、速度を出しすぎたのが原因だったと運輸安全委員会が報告した旨の記事が今朝の日経新聞に載った。

 

事故は‘08年5月、視程が30〜50メートルで、スピードを7〜9キロに落とす必要があったが、両船とも国土交通相に届け出ていた運航基準を守らず14〜30キロで航行していた為に発生した。いろいろ事情があって基準を守れなかったのだろう。

 

海上では急に霧が発生して視界不良になることがあり、その場合まずは適正速度まで減速し、汽笛で自船の位置を知らせ、同時に、双眼鏡などで進行方向を監視するべきなのだろう。しかし、双眼鏡でいくら真剣に霧の先にあるものを見ようとしても、見えないものは見えないので、見えない映像をいくら拡大しても意味は無い。

 

もし、双眼鏡で見た映像を即時にコンピュータ処理して霧を取り除いた映像を操船担当者間で共有できれば、視程が2,3メートルでも500メートル相当の処理映像を見ることができ、今回の事項は防げたかも知れない。