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2010年はどうなるんだろ?(2010/1/4 

 

2010年になった。今年がどうなるか、今朝の日経はコラム「核心」の最後の部分で次の様に言っている。「政権交代を受けて鳩山政権は自民党政権の政策をくつがえしたいのだろうが、外交・安全保障と同様、経済政策にもリアリズム(現実主義)が求められる」。 同紙は1日の春秋欄でも似たようなことを言っている。即ち、「さて寅年の2010年はどうだろう。日本経済を寅のように力強くする道を描くには、まず現実を正確に観察することから始めたい。」

 

日経新聞は鳩山政権の非現実ぶりをかなり警戒しているようだ。むべなるかな。 何故か。 筆者は人間の思考方法には2つのパターンがあると思っている。1つは現実から自己の認識、行動を導き出すものであり、1つはコアになる概念を演繹してそれを現実に当て嵌め、そこから自己の行動を導き出そうとするものだ。例えば、物理学、経済活動、戦略戦闘は前者に属し、政治思想、宗教は後者に属する。両者が混在しているのもある。

 

幕末以来日本は前者の文化を基礎に今日の繁栄を築きあげてきたが、その間世界には後者の文化を基礎にした為に破綻した国もある。ロシアがそれだ。中国、ベトナムらはさすがに反省して路線転換し、順調に発展している。今のところだが。

 

鳩山政権を支援するのは日本の、後者の文化に属する人たちであるらしい。政権発足後100日間の事跡を見る限り、現実は日経新聞子の憂慮する方向に益々向かっている様だ。曰く、国債発行額の増加。曰く、JALの支援。曰く、日本郵政問題。曰く、普天間基地問題。等など。

 

2010年は日経新聞子の憂慮が現実になるのではないかと筆者は危惧している。